高浜虚子自筆句会句稿

  参道の 風情も新た 濃山吹   虚子は明治4年から作句し、昭和34年の死去の数日前まで続けた。弊社は虚子最晩年、昭和32年から34年にかけてのおびただしい句会での句稿を入手できた。神田神保町の全古書連市場に出品があった。牛乳石鹸の函に「虚子先生作句」として函書があった。鎌倉の大崎句会や千葉鹿野山句会での句稿で、長さ13臓幅3造里兇藥罎頬呂能颪い疹紙片。句会ごとに薄紙にくるまれているものが多い。ただ他作家の紙片も混じっているので、よくよく筆跡を確認しなければならない。虚子の筆跡の品性は、やはり感じる。  最後の句集は死後編まれた「七百五十句」だ。同集にも昭和34年の句はあるが、最晩年の句集は編集されていないので、もしやこの句稿こそ、虚子の最後の元原稿となるだろう。弊社は一枚ずつ、値段をつけて掲載しているが、もとより、単数で販売する意図はない。値札も暫定的なものに過ぎないので安心されたい。すこしずつお見せすることで、虚子最後の句集として編集するご意思、または晩年の句業を研究される方がおいでなら、まとめてお譲りする考えだ。それまでは販売することはない。手元にある虚子の紙片は、100点に上る。虚子の句稿が「塊」で存在している。弊社は、これ以上の散逸を惜しむ。
販売価格 10,000円(内税)
購入数


Top